東京大学
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| 東京大学 | |
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東京大学大講堂(安田講堂)
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| 大学設置 | 1877年 |
| 創立 | 1684年 |
| 学校種別 | 国立 |
| 設置者 | 国立大学法人東京大学 |
| 本部所在地 | 東京都文京区本郷七丁目3番1号 |
| キャンパス | 本郷(東京都文京区) 駒場(東京都目黒区) 柏(千葉県柏市) 白金(東京都港区) 中野(東京都中野区) |
| 学部 | 法学部 医学部 工学部 文学部 理学部 農学部 経済学部 教養学部 教育学部 薬学部 |
| 研究科 | 人文社会系研究科 教育学研究科 法学政治学研究科 経済学研究科 総合文化研究科 理学系研究科 工学系研究科 農学生命科学研究科 医学系研究科 薬学系研究科 数理科学研究科 新領域創成科学研究科 情報理工学系研究科 情報学環・学際情報学府 公共政策大学院 |
| ウェブサイト | 東京大学公式サイト |
東京大学(とうきょうだいがく、英称:英語: The University of Tokyo)は、東京都文京区本郷七丁目3番1号に本部を置く日本の国立大学である。1877年に設置された。大学の略称は東大(とうだい)、UT。
目次 |
概観
大学全体
東京大学は、日本唯一の近代的な大学として設立され、後に帝国大学と改称した。その後、同大学卒の人材を教授陣に迎えて、各地に官立(国立)大学が設置されていき、同大学も東京帝国大学と改称した。戦後、旧称に復帰して東京大学となった。
東京大学に対する外部(諸外国からの)からの客観的評価としては、公式サイトに掲載されているThe Times Higher Education Supplement (THES) による大学ランキングでは2007年に世界17位[1]に、2006年夏にNewsweekによって発表された大学ランキングでは世界16位[2]にランクされた。評価機関による順位は、概ね二桁台を維持しており、日本国内1位、及び東洋1位であるという点はいずれも同じである[3]。
憲章
東京大学では特に創立時に定められた建学の精神はない。しかし、国立大学法人化に伴い、現在は「東京大学憲章」というものが定められている。
教育および研究
東京大学は、キャンパスによって教育内容・研究内容を大きく異にしている。教育内容の面からは、主に教養課程を実施する駒場キャンパス、専門教育を行う本郷キャンパス、大学院課程のみの教育を行う柏キャンパスに分けられる。また研究内容の面からは、伝統的な学問領域の研究を行う本郷キャンパス、学際的な研究を行う駒場キャンパス、新しい学問領域の研究を行う柏キャンパスに分けられる。こうしたキャンパス分立体制は、学部によってキャンパスを分けることの多い日本の大学では珍しい形態である。さらに現在でも入学時の教養課程を分化して設置している大学も日本では数が少なく、日本国内では珍しい存在となっている。
リベラル・アーツ教育を重視しているのが東京大学の教育の大きな特徴である。後述の特色ある大学教育支援プログラムは各大学1件ずつしか応募できないが、そのプログラムに東京大学が「教養教育と大学院先端研究との創造的連携の推進」を応募したことも、そのことを表している。教育内容の詳細は東京大学大学院総合文化研究科・教養学部を参照。
現在においては、東京大学のより一層の国際化推進を図り、総長直轄の本部組織である国際連携本部を中心とした国際化推進計画が進行中である。
なお、最近では「知の開放」プログラムの一環として、一般向けの講義を中心に講義のビデオをポッドキャスティングで配信している。
東京大学からは今までに5人のノーベル賞受賞者を輩出している(詳細は日本人のノーベル賞受賞者を参照)。
学風および特色
東京大学は自由な学風を特色としている。この学風は東大安田講堂事件に代表されるような学生運動にも現れている。大学の自治が問題となった東大ポポロ事件も起きている。
国立大学法人になって以降、積極的な改革を見せている。マッキンゼーのコンサルティングによる組織改革、ブランド力向上の施策、学内にレストランなど外部テナントの誘致を進めてきた。
沿革
略歴
東京大学の起源は、1684年(貞享元年)に江戸幕府が設立した天文方と、1858年(安政5年)に江戸の医者の私財によって設立された神田お玉ヶ池種痘所まで遡る。1797年(寛政9年)に創設された昌平坂学問所(昌平黌)も東京大学の源流となっている(1871年に廃止されたため組織的に直接のつながりはない)。天文方はその後、1857年(安政4年)に蕃書調所、1862年(文久2年)に洋書調所、1863年(文久3年)に開成所と変遷していった。また、種痘所も1860年(万延元年)に江戸幕府へ移管された後、1861年(文久元年)に西洋医学所、1863年(文久3年)に医学所と変遷していった。
これら3つの教育機関は1868年(明治元年)に、開成学校、医学校、昌平学校となった。それぞれ洋学、西洋医学、国学・漢学の教育機関であったが、1869年(明治2年)にはこれらを統合するため、昌平学校が大学校(本校)となり、開成学校および医学校が大学校分局とされた。同年のうちに大学校、開成学校、医学校は大学、大学南校、大学東校と改称されたが、1870年(明治3年)には学制改革により大学が閉鎖されてしまう。1871年(明治4年)に大学は廃止され、大学南校、大学東校は南校、東校と改称された。両校は1874年(明治7年)にそれぞれ東京開成学校、東京医学校と改称された。1877年(明治10年)4月12日に東京開成学校と東京医学校が合併して東京大学となり、日本で初めての近代的な大学が設立された(なお、4月12日は現在「東京大学記念日」となっており、この日に入学式が行われている)。
本稿ではこの経緯から創立は天文方の設置年である1684年、設立は東京大学が誕生した1877年としている(なお、日本最古の大学については大学寮参照)。東京大学設立後の沿革については以下の年表を、歴代の総長については東京大学の人物一覧#歴代総長を参照のこと。
年表
- 1877年4月12日 東京開成学校と東京医学校が合併し「東京大学」設立(旧東京開成学校を改組して法・理・文の3学部、旧東京医学校を改組して医学部を設置、東京大学予備門を付属)
- 1878年12月 文部省、東京大学に学位(学士号)の授与権を与える
- 1879年4月 東京大学の授与する学士号を法学士・理学士・文学士・医学士・製薬士とする
- 1880年8月 法理文の3学部に学士研究科を設置(大学院の前身)
- 1881年6月 東京大学職制を制定(東京大学に総理を置き、4学部と予備門を統括)
- 1884年10月 東京大学副総理を置く
- 1885年9月 東京法学校を法学部に統合。工芸学部設置(理学部より分割)
- 1886年3月 工部大学校を統合し、帝国大学令により「帝國大學」と改称(法・医・工・文・理の5分科大学および大学院を設置)
- 1887年7月 分科大学卒業生に授与する学士号は称号とし法学士・医学士・薬学士・工学士・文学士・理学士とする
- 1888年11月 東京天文台を設置
- 1890年6月 東京農林学校を統合し、農科大学を設置
- 1897年6月 京都帝国大学の設置に伴い「東京帝國大學」と改称
- 1916年4月 伝染病研究所を設置。
- 1919年2月 分科大学制を廃し学部を設置。経済学部を新設
- 1921年4月 学年を4月1日から翌年3月31日までとする
- 1921年7月 航空研究所を設置
- 1925年11月13日 地震研究所を設置
- 1939年1月 平賀粛学により、経済学部が壊滅状態となる
- 1941年11月 東洋文化研究所を設置
- 1942年3月 千葉県千葉市に第二工学部を設置。本郷の工学部は第一工学部に改称
- 1944年1月 南方自然科学研究所を設置
- 1945年1月 輻射線化学研究所を設置
- 1946年 南方自然科学研究所を改組して立地自然科学研究所を設置
- 1946年3月 航空研究所を改組して理工学研究所を設置
- 1946年8月 社会科学研究所を設置
- 1947年9月 「東京大学」に改称
- 1949年5月 旧制第一高等学校・旧制東京高等学校高等科を併合し、新制の東京大学となる(法・医・工・文・理・農・経済・教養・教育の9学部)。第二工学部を廃止し生産技術研究所へ改組。新聞研究所を設置
- 1950年 輻射線化学研究所を廃止
- 1950年5月 文学部附属の史料編纂所を東京大学附置研究所とする
- 1951年3月 教育学部附属中学校・高等学校を設置
- 1952年 立地自然科学研究所を廃止
- 1953年3月 新制の大学院を設置(人文科学・社会科学・数物系・化学系・生物系の5研究科)
- 1953年7月 応用微生物学研究所、宇宙線観測所(全国共同利用研究所)を設置
- 1955年3月 全国共同利用研究所として原子核研究所を設置
- 1957年4月 全国共同利用研究所として物性研究所を設置
- 1958年4月 薬学部設置(以後の学部新設はない)。理工学研究所を改組し航空研究所を設置
- 1962年4月 前期課程の4科類(文科一類・二類、理科一類・二類)を現在の6科類に再編。全国共同利用研究所として海洋研究所を設置
- 1963年4月 大学院人文科学研究科・社会科学研究科を改組し、人文科学・教育学・法学政治学・社会学・経済学の5研究科を設置
- 1964年4月 航空研究所を改組し全国共同利用研究所として宇宙航空研究所を設置
- 1965年4月 大学院数物系研究科・化学系研究科・生物系研究科を改組し、理学系・工学系・農学系・医学系・薬学系の5研究科を設置
- 1967年6月 伝染病研究所を改組して医科学研究所を設置
- 1969年2月 東大紛争の余波で入学試験見送り
- 1976年5月 宇宙線観測所を宇宙線研究所に改組
- 1981年4月 宇宙航空研究所を廃止(→宇宙科学研究所)
- 1983年4月 大学院総合文化研究科を設置
- 1987年5月 先端科学技術研究センターを設置
- 1988年7月 東京天文台を廃止(→国立天文台)
- 1991年4月 大学院重点化を開始
- 1992年4月 大学院数理科学研究科を設置
- 1993年4月 応用微生物学研究所を分子細胞生物学研究所に改組
- 1994年4月 大学院農学系研究科を大学院農学生命科学研究科に改称
- 1994年6月 地震研究所が全国共同利用研究所となる
- 1995年4月 大学院社会学研究科を廃止し、人文科学研究科を人文社会系研究科に改組
- 1997年4月 大学院重点化が完了。原子核研究所を廃止(→高エネルギー加速器研究機構)
- 1998年4月 大学院新領域創成科学研究科を設置
- 2000年4月 大学院情報学環・学際情報学府を設置。教育学部附属中学校・高等学校が中等教育学校へ移行
- 2001年4月 大学院情報理工学系研究科を設置
- 2003年3月 東京大学憲章を制定
- 2004年4月 国立大学法人法の規定により「国立大学法人東京大学」となる。大学院法学政治学研究科法曹養成専攻(法科大学院)、大学院公共政策学連携研究部・公共政策学教育部(公共政策大学院)を設置。先端科学技術研究センターを附置研究所へ転換。特別栄誉教授制度を創設
- 2005年4月 全学的な海外学術交流拠点として北京代表所を設置
基礎データ
所在地
その他、創立以来日本全国各地に研究施設、実習施設、課外活動施設を設けている。
象徴
スクールカラー
東京大学のスクールカラーは淡青(ライトブルー)である。これは東京大学ボート部が京都大学とボート対抗戦を行った際、乗るボートをくじ引きで決めたところ、京都大学は濃青、東京大学は淡青となったことに由来する。
また、各学部ごとのスクールカラーも存在し、例えば法学部は緑、医学部は赤、理学部は橙色、農学部は紫、などとなっている。
シンボルマーク
東京大学のシンボルマークは、黄色と青(淡青)の2枚の銀杏の葉を組み合わせたもので商標として登録(商標登録第4871651号)されている。このシンボルマークは「東大マーク」と呼称されているが、商標は図案のみの登録で「東大マーク」という名称は商標登録されていない。
この「東大マーク」は国立大学法人化された時に制定されたが、東京大学にはそれ以前から様々なところで使用されてきた銀杏のマークがあり(銀杏の葉の形状は「東大マーク」と類似している、中央に「大學」と書かれている)、「東大マーク(旧)」と呼ばれている。「東大マーク(旧)」は1948年に「銀杏バッジ」として制定されたものであり、正式な校章ではない。「東大マーク(旧)」も商標登録(第4868079号、図案のみ)されている。
これらシンボルマークのほかに「東京大学」(第4845999号、第4868078号)、「東大」(第4846000号、第4853892号、第4872824号、第4872825号、第4872826号、第4872827号、第4878617号、第4901389号、第4903509号、第4903510号、第4903511号、第4928970号、第4928971号)、「UNIVERSITY OF TOKYO」(第4871650号)も国立大学法人東京大学によって商標登録されている。
「東大マーク」および「東大マーク(旧)」の図柄は公式サイト内の「東大マーク・校歌」に掲載されている。
なお、駒場Iキャンパスでよく見られる3枚の銀杏の葉を組み合わせたマークは、大学院総合文化研究科・教養学部のシンボルマークである。
校歌・応援歌
東京大学には校歌が存在しないが、応援歌『ただ一つ』と運動会歌『大空と』が「東京大学の歌」として公認されている。
2004年6月に東京大学の校歌についての検討会が設置され、『大空と』を暫定的に校歌とする提案がなされた。しかし、『ただ一つ』の方が親しみがあるという意見が多く寄せられたため、『ただ一つ』と『大空と』を校歌ではなく「東京大学の歌」と位置づけた。
これに加えて新しい「東京大学の歌」の歌詞を公募したが、入選作品はなく、今後の対応は2005年4月現在検討中である。
東京大学で現在も歌われている歌には以下のようなものが存在する。
- 応援歌『ただ一つ』
- 校歌に代わって、式典での斉唱や運動部の試合でのエール交換に使用されている。曲名の表記は、大学当局は『ただ一つ』、応援部などの運動部は『ただひとつ』とすることが多い。
- 運動会歌『大空と』
- 北原白秋作詞、山田耕筰作曲。1932年に誕生。制作当時は校歌としての制定を意図していたが、手続上の混乱で校歌とはならなかった経緯がある。北原は格下げともいえるこの処遇に不満を抱いていたという。
- 学生歌『足音を高めよ』
- 上の2曲とならんで東京大学の関係者には有名。
- 応援歌『闘魂は』
- 第一応援歌に相当する。
- 第一高等学校寮歌『嗚呼玉杯に花うけて(第十二回紀念祭東寮寮歌)』
- 「少年倶楽部」に連載された佐藤紅緑の少年小説 「あゝ玉杯に花うけて」で広く人口に膾炙した。
楽譜・歌詞などは公式サイト内の「東大マーク・校歌」に掲載されている。また、これらの歌が収録されたCDも東大生協で販売されている。
入学状況
2008年度の入学者3,100人中、出身高校所在地別入学者比率は、関東地方が48.1%と最も多く(東京都29.8%)、以下、中部地方14.9%、近畿地方14.9%、九州・沖縄地方8.7%、中国地方5.0%、四国地方3.1%、東北地方3.0%、北海道2.0%となっている [4](帝国大学#入学状況も参照)。
教育および研究
組織
学部
東京大学の入学者は全員が6つの科類に分かれて教養学部に所属し、2年間の前期課程を履修する。その後、教養学部も含めた10学部に分かれて2年間(ただし医学部医学科と農学部獣医学課程、薬学部薬学科は4年間)の後期課程を履修する。前期課程から後期課程への進学時に行われる進学振分けについてはこちらを参照。
なお、後期課程(3年次)への編入学、学士入学を行っている学部もある。
法学部
法学部は1951年に従来の学科が類に改称された。類によって必修科目に多少の相違が見られるが、他学部の学科ほどの差はない。進学振分けは類を区別せずに行い、3年に進学する前に各自の希望で類に分かれる。
法学部自治会の通称を元に法学部のことを緑会と呼ぶことがある。ちなみに法学部自治会の通称は、東京大学法学部のスクールカラーが緑であることに由来している。
- 第1類(私法コース)
- 第2類(公法コース)
- 第3類(政治コース)
医学部
医学部は1877年の東京大学設立と同時に医学科、製薬学科(1887年に薬学科に改称された後、1958年に薬学部として独立)が設置され、1953年に衛生看護学科が設置された。衛生看護学科は看護婦養成を目的としており、入学者を女子に限定していた(衛生看護学科は前期課程とは別枠で入学者を募集していた)が、1965年に保健学科と改称し、健康科学の教育・研究を主体とする学科になった。さらに1992年には、健康科学・看護学科と改称された。
1962年に前期課程に理科三類がおかれるまでは、医学科は理科二類または理科一類の学生の中から選抜試験を行って学生を受け入れており、上で述べたように衛生看護学科も別枠募集であったため、通常の進学振分けを行う学科は薬学科のみという、東大内では少し変わった学部であった。なお、現在はすべての学科で通常の進学振分けを行っている。
医学科では、3-6年生のことをそれぞれM1-M4と呼び(他学科ではM1-M3は修士課程学生を表す)、医学科に内定した2年生をM0と呼ぶ。また、鉄門系サークル(鉄門倶楽部参照)では理科三類1年生、2年生をそれぞれC1、C2と呼んでいる。
また、基礎医学研究者を早期養成するために、医学科生を対象に、M2あるいはM3から大学院医学系研究科博士課程に飛び入学できる「Ph.D.-M.D.コース」が設けられている。
- 医学科(6年制)
- 健康科学・看護学科
- 健康科学コース
- 看護学コース
工学部
理学部より分割された工芸学部と工部省所轄の工部大学校を統合して1886年に工科大学が設置された。当時は土木工学科、造家学科、機械工学科、造船学科、電気工学科、採鉱及冶金学科、応用化学科の7学科で構成されていた。その後、学科新設・改称を経て、1949年に新制東京大学工学部となった時は、土木工学科(現・社会基盤学科)、建築学科、機械工学科、精密工学科、船舶工学科(現・システム創成学科)、電気工学科、計測工学科(現・物理工学科・計数工学科)、石油工学科(1951年廃止)、鉱山学科(現・システム創成学科)、冶金学科(現・マテリアル工学科)、応用化学科(現・応用化学科・化学システム工学科・化学生命工学科)の11学科で構成されていた。その後さらなる学科統合・新設・改称を経て、現在は以下の17学科となっている。
工学部は科学技術の進歩と産業界からの要請に合わせて学科組織の改編を行ってきたため、他学部に比して学科の変遷が激しい。近年では、社会基盤学科、マテリアル工学科、システム創成学科といった分野横断的な学科が新設されている。
- 社会基盤学科
- 設計・技術戦略コース(社会基盤学A)
- 政策・計画コース(社会基盤学B)
- 国際プロジェクトコース(社会基盤学C)
- 建築学科
- 都市工学科
- 都市環境工学コース
- 都市計画コース
- 機械工学科(機械工学A)
- 産業機械工学科(機械工学A)
- 機械情報工学科(機械工学B)
- 精密工学科
- 航空宇宙工学科
- 航空宇宙システム学コース
- 航空宇宙推進学コース
- 電気電子工学科(電子・情報系B)
- 電子情報工学科(電子・情報系A)
- 物理工学科
- 計数工学科
- 数理情報工学コース
- システム情報工学コース
- マテリアル工学科
- バイオマテリアルコース(マテリアル工学A)
- マテリアル環境・基盤コース(マテリアル工学B)
- 情報・ナノマテリアルコース(マテリアル工学C)
- 応用化学科
- 化学システム工学科
- 化学生命工学科
- システム創成学科
- 環境・エネルギーシステム(E&E)コース(システム創成A)
- シミュレーション・数理社会デザイン(SIM)コース(システム創成B)
- 知能社会システム(PSI)コース(システム創成C)
機械系3学科
機械工学科、産業機械工学科、機械情報工学科の3学科は合わせて「機械系3学科」と呼ばれている。機械工学科は1886年の工科大学設置と同時に設置され、産業機械工学科は1960年に設置された。また、機械情報工学科は1961年に設置された舶用機械工学科が前身であり、1991年に現学科名となった。
機械系3学科は機械工学A(設計・産業・環境)および機械工学B(情報・制御)の2コースに分かれており、機械工学科、産業機械工学科の2学科が前者に、機械情報工学科が後者に対応する。進学振分けもこのコースごとに行われ、機械工学Aは後期課程進学時に2学科のいずれかに所属することになる。
これら3学科の教育カリキュラムは共通している部分も多く、特に3年生前半までは共通の授業科目となっている。
精密工学科
工科大学設置の翌年、1887年に設置された造兵学科が精密工学科の前身である。造兵学科は1946年に精密加工学科、1947年に精密工学科と改称された。さらに1963年に精密機械工学科と改称された後、2000年のシステム創成学科設置に伴い廃止されたが、2006年度入学者より再び設置された。精密工学科も後述のシステム創成学科と同様に、プロジェクト演習がカリキュラムに組み込まれている。
電子・情報系学科
電気電子工学科、電子情報工学科の2学科は合わせて「電子・情報系学科」と呼ばれており、電子・情報系A(情報系)、電子・情報系B(物理系)の2コースに分かれて教育を行っている。進学振分けもこのコースごとに行われている。
1886年の工科大学設置と同時に電気工学科が設置され、1958年に電子工学科が設置された。2008年4月の工学系研究科・新領域創成科学研究科の専攻再編に合わせて、これら2学科は統合され、電気電子工学科となった。また、電子情報工学科は1991年に設置された。
なお、2008年以前は「電子・情報系3学科」または「電気系3学科」と総称されていた。電子・情報系3学科は電子・情報系A(エネルギー・グローバルシステム)、電子・情報系B(情報・通信・メディア)および電子・情報系C(ナノ物理・情報エレクトロニクス)の3コースに分かれており、それぞれが電気工学科、電子情報工学科および電子工学科に対応していた。進学振分けもこのコースごとに行われていた。
これら2学科の教育カリキュラムも機械系と同様、共通している部分も多く、特に3年生前半までは共通の授業科目となっている。
応用物理系学科
物理工学科、計数工学科の2学科は合わせて「応用物理(学)部門」と呼ばれており、物理学・数学を基礎とした工学分野の教育研究が行われている。進学振分けは学科ごとに行われ、計数工学科の2コースへの振分けはその後3年次進学までに行われる。
両学科の前身は、1949年の新制大学設立時に設置された計測工学科である(旧制大学時代には、1945年に計測工学科、1946年に応用数学科が設置されていた)。計測工学科は1951年に、物理工学コース、計測工学コースおよび数理工学コースの3コースからなる応用物理学科となったが、1962年には物理工学科および計数工学科に改組された。このうち計数工学科には数理工学コース、計測工学コースの2コースが設置されたが、2001年の情報理工学系研究科設置に合わせて、それぞれ数理情報工学コース、システム情報工学コースに改称された。
システム創成学科
システム創成学科は、精密機械工学科(2006年より精密工学科として再設置)、船舶海洋工学科(旧・船舶工学科)、システム量子工学科(旧・原子力工学科)・地球システム工学科(旧・資源開発工学科←鉱山学科)の4学科を廃止して、2000年に設置された学科である。旧学科の教員が講義・演習を担当するが、単に4学科で行われていた学問を1つの学科で扱っているわけではなく、工学全体を統合した教育内容になっている。知能社会システムコースのように文系領域にまたがった教育を行っているコースも設置されている。学科設置当初は、
- A:環境・エネルギーシステム(E&E)、B:生体情報システム(BIS)、C:シミュレーション(SIM)、D:知能社会システム(PSI)
の4コースで構成されていたが、2006年度進学者より
- A:環境・エネルギーシステム(E&E)、B:シミュレーション・デザイン(SIM)、C:知能社会システム(PSI)、D:知能設計(PID)、E:知能メカトロニクス(PIM)、F:数理社会デザイン(DIS)
の6コース制に変更された。2008年度進学者からは現在の3コース制となっている。
システム創成学科の教育の特徴としては「プロジェクト」が挙げられる。プロジェクトは2年生後半から4年生までの各学期に開講されている。プロジェクトの具体的内容は各コースによって異なるが、プロジェクトを通して未知の問題に対処することのできる応用力をつくることが目標とされている。
なお以前は、他学科のように学科に直結する大学院組織がなく、学科教員が所属する工学系研究科環境海洋工学専攻、システム量子工学専攻、地球システム工学専攻、技術経営戦略学専攻、原子力国際専攻、および新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻、システム環境学専攻、人間環境学専攻が関連する大学院となっていたが、2008年4月に環境海洋工学専攻、システム量子工学専攻、地球システム工学専攻の3専攻が統合され、工学系研究科に「システム創成学専攻」が設置された。精密工学科設置以前は精密機械工学専攻も関連大学院の一つとされていた。
文学部
文学部は1963年以来、第一類(文化学)、第二類(史学)、第三類(語学文学)、第四類(行動学)の4類で構成されていた(それ以前は現在の専修課程が学科であった)が、1995年に類が学科へ改称された。
各専修課程は「○○研究室」と呼ばれることが多い。なお、現代文芸論専修課程は、2007年4月に西洋近代語近代文学専修課程を改組して設置された専修課程であり、一国一言語の枠を超えて近現代文学全般を研究対象とする点が特徴である。
- 思想文化学科
- 哲学専修課程
- 中国思想文化学専修課程
- インド哲学仏教学専修課程
- 倫理学専修課程
- 宗教学・宗教史学専修課程
- 美学芸術学専修課程
- イスラム学専修課程
- 歴史文化学科
- 日本史学専修課程
- 東洋史学専修課程
- 西洋史学専修課程
- 考古学専修課程
- 美術史学専修課程
- 言語文化学科
- 言語学専修課程
- 日本語日本文学専修課程
- 中国語中国文学専修課程
- インド語インド文学専修課程
- 英語英米文学専修課程
- ドイツ語ドイツ文学専修課程
- フランス語フランス文学専修課程
- スラヴ語スラヴ文学専修課程
- 南欧語南欧文学専修課程
- 現代文芸論専修課程
- 西洋古典学専修課程
- 行動文化学科
- 心理学専修課程
- 社会心理学専修課程
- 社会学専修課程
理学部
理学部は1877年の東京大学設立時からある学部の一つであり、特に化学科は1877年に卒業生(3名)を出した唯一の学科である。当初は数学科、物理学科、化学科(純正化学、応用化学)、生物学科(動物学、植物学)、星学科、工学科(機械工学、土木工学)、地質学科、採鉱冶金学科の8学科で構成されていた。1885年には、工学科および採鉱冶金学科学科が新設の工芸学部に移り、その翌年の1886年には数学科、星学科、物理学科、化学科、動物学科、植物学科、地質学科(1907年地質学科と鉱物学科に分割)からなる東京帝国大学理科大学となった。
1919年に東京帝国大学理学部となった後は、地理学科(1919年設置)、天文学科(1919年星学科から改称)、地震学科(1923年の関東大震災後に設置、1941年地球物理学科に改称)、人類学科(1939年設置)と学科新設・改称が行われたが、1949年に新制東京大学理学部となる際に学科の統合が行われ、数学科、物理学科(物理学、天文学、地球物理学の各課程)、化学科、生物学科(動物学、植物学、人類学の各課程)、地学科(地質学・鉱物学、地理学の各課程)となった。物理学科の各課程は1967年に分割されてそれぞれ独立した学科となったが、そのうち地球物理学科は、1991年に理学部附属地球物理研究施設と統合して地球惑星物理学科となった。
生物化学科は、化学科、生物学科と理工学研究所(現宇宙科学研究所)の一部を改組して1958年に設置された。
情報科学科は、1970年に設置された理学部附属情報科学研究施設を改組して1975年に設置された。
地球惑星環境学科は、2006年度に地学科を改組して設置された。地学科には地質学・鉱物学コースと地理学コースの2コースが設置されていたが、地球惑星環境学科ではカリキュラムが一本化され、コースの区別はなくなった。
理学部の教育の特徴としては、すべての学科で演習または実験・実習が必修となっていることが挙げられる。また、学部教育特別プログラムとして2005年より「生物情報科学学部教育プログラム」(前身の「生物情報科学学部教育特別プログラム」も含めれば2001年より)および「アクチュアリー・統計プログラム」が行われている。2007年に新設された生物情報科学科は前者を発展させたものであり、2009年度進学者から受け入れを開始する予定である。
- 数学科
- 情報科学科
- 物理学科
- 天文学科
- 地球惑星物理学科
- 地球惑星環境学科
- 化学科
- 生物化学科
- 生物学科
- 動物学コース
- 植物学コース
- 人類学コース
- 生物情報科学科
農学部
農学部には従来、学科が設置されていた(現在の専修に相当)が、1994年に課程制へ移行し5課程(応用生命科学、生物環境科学、生物生産科学、地域経済・資源科学、獣医学)が設置された。獣医学課程を除く各課程には複数の専修が置かれ、それらの専修が実験・実習ごとに1類から10類のいずれかに属するという複雑なシステムであった(獣医学課程獣医学専修は単独で8類を構成していた)。「課程」が縦割り組織であるのに対し、「類」は横割りの分類であると言える。
2006年度入学者より以下の3課程15専修に再編され、同時に類の区分も廃止された。
現在の獣医学課程に相当する獣医学科(1988年までは畜産獣医学科)は1984年より6年制となった。
- 応用生命科学課程
- 生命化学・工学専修
- 応用生物学専修
- 森林生物科学専修
- 水圏生命科学専修
- 動物生命システム科学専修
- 生物素材化学専修
- 環境資源科学課程
- 緑地生物学専修
- 森林環境資源科学専修
- 水圏生産環境科学専修
- 木質構造科学専修
- 生物・環境工学専修
- 農業・資源経済学専修
- フィールド科学専修
- 国際開発農学専修
- 獣医学課程(6年制)
- 獣医学専修
経済学部
経済学部は法科大学(法学部)から経済学科、商業学科の2学科を分離して1919年に設置された。商業学科は1962年に経営学科に改称された。2007年度には、中央大学、武蔵大学に次いで日本で3番目の金融学科が新設された(実際の学生受け入れは2009年度進学者から)。なお4年次進級時に自らが希望をすれば許可を受けた上で転学科をすることが可能である。
- 経済学科
- 経営学科
- 金融学科
2001年度からは、3年次までに経営関係のコア科目を始め卒業要件単位をほぼ取り終えた優秀な学部生を対象に「経営特修コース」が開設されている。このプログラムでは実質的に学部4年生から大学院教育をスタートさせることで、大学院修士課程を1年で修了させ21世紀型の人材である「フィールド・ベース・プロフェッショナル(FBP: Field-Based Professional)」を育成することを目的としている。
進学振分け
経済学部の進学振分けは3学科を区別せずに行い、後期課程に進学する前に各自の希望で3学科に分かれる。学部の定員は340人であるが、各学科の定員は決まっていないため、希望どおりの学科に進学できる(ただし正式には、2006年度以前は「経済学科800人、経営学科560人」、2007年度は「経済学科770人、経営学科520人、金融学科70人」、2008年度は「経済学科740人、経営学科480人、金融学科140人」と定められている)。
同学部の進学振分けのもう一つの特徴として、全定員の2割近くの60人を全科類進学枠で募集することが挙げられる(その他にも理科各類からの指定科類進学枠が10人ある)。これは経済学が数学的能力を必要とする分野を多く含むため、文科だけでなく理科の学生も多く受け入れたいという要望が強いからである。実際、初めて全科類進学枠が導入された2008年度進学者のうち、理科からの進学者が27人(指定科類枠10人・全科類枠17人)、全科類枠による文科三類からの進学者が43人であり、全科類枠による文科二類からの進学者は0人であった。
学部内の雰囲気
各学科間の垣根は低く、卒業要件単位である選択必修科目の単位数も少なく他学部聴講の単位も多く認められるため、学生は柔軟な履修が可能となっている。意外かもしれないが卒業論文の提出は卒業に当たって必修ではなく任意である。
また経済学部の大きな売りは少人数制の演習(ゼミ)であり、学生の大半は何らかの通年のゼミか学期ごとの少人数講義に所属しているため、本郷でのアカデミックな生活においてはゼミが中心となる生活を送る学生は多い。夏にはゼミ対抗のフットサル大会が開催される。
教養学部
教養学部には前期課程だけでなく後期課程も設置されている。詳細はこちらを参照。
前期課程
- 文科一類
- 文科二類
- 文科三類
- 理科一類
- 理科二類
- 理科三類
後期課程
- 超域文化科学科
- 文化人類学分科
- 表象文化論分科
- 比較日本文化論分科
- 言語情報科学分科
- 地域文化研究学科
- アメリカ地域文化研究分科
- イギリス地域文化研究分科
- フランス地域文化研究分科
- ドイツ地域文化研究分科
- ロシア・東欧地域文化研究分科
- アジア地域文化研究分科
- ラテンアメリカ地域文化研究分科
- 総合社会科学科
- 相関社会科学分科
- 国際関係論分科
- 基礎科学科
- 数理科学分科
- 物性科学分科
- 分子科学分科
- 生体機能分科
- 科学史・科学哲学分科
- 広域科学科
- 人文地理分科
- 広域システム分科
- 生命・認知科学科
- 認知行動科学分科
- 基礎生命科学分科
教育学部
教育学部は1949年に文学部教育学科を独立させる形で設置された。設置当初は教育学科、教育心理学科、学校教育学科、教育行政学科、体育学科の5学科で構成されていたが、1995年の大学院重点化に合わせて統合され、現在のように総合教育科学科1学科となった。
2008年度入学者より総合教育科学科のコース改組が行われ、基礎教育学専修(基礎教育学コース)、教育社会科学専修(比較教育社会学コース、教育実践政策学コース)、心理発達科学専修(教育心理学コース、身体教育学コース)の3専修5コース制となる予定である。
進学振分けに関してはどのコースも文科三類の学生を中心とした受け入れを行っているが、身体教育学コースに関してはその研究分野が学際的であるため(全科類進学枠導入以前から)文科・理科各類から平等に受け入れている。
東京大学の教育学部はいわゆる教育学系であり、教育学研究者の養成を主目的としているが、定められた科目を履修することで教員免許(社会科、地理歴史科、公民科、保健体育科の中学校・高等学校教諭一種免許状)を取得することも可能である(他学部でもそれぞれの専攻に対応した教科の免許を取得できる)。なお、東京大学の教職課程は教育学部が中心となって運営されており、「教職に関する科目」の大部分は教育学部科目として開講されている。
- 総合教育科学科
- 教育学コース
- 比較教育社会学コース
- 教育心理学コース
- 学校教育学コース
- 教育行政学コース
- 身体教育学コース
薬学部
薬学部は東京大学で最も新しい学部であるが、前身である医学部製薬学科は1877年の東京大学設立と同時に設置された。1887年に医科大学薬学科となり、1958年に医学部から独立し、薬学科、製薬化学科の2学科を設置した。1996年に2学科を統合し、薬学科1学科になった。2006年度入学者より6年制の薬学科が新設され、従来の4年制の薬学科は薬科学科に名称変更された。
進学振分けは2学科を区別せずに行い、4年生の6月に薬科学科と薬学科に分かれる。研究者養成を重視する立場から、全定員の9割が薬科学科に当てられている。
- 薬科学科
- 薬学科(6年制)
大学院
人文社会系研究科
1995年に従来の人文科学研究科と社会科学研究科が統合・再編されて、基礎文化研究専攻、日本文化研究専攻、アジア文化研究専攻、欧米系文化研究専攻、社会文化研究専攻の5専攻からなる人文社会系研究科が設置された(人文科学研究科を人文社会系研究科に改称、社会学研究科は廃止)。2000年に文化資源学専攻が、2002年に韓国朝鮮文化研究専攻が設置された。
- 基礎文化研究専攻
- 言語基礎コース
- 言語応用コース
- 形象文化コース
- 思想文化コース
- 心理学コース
- 日本文化研究専攻
- 日本語日本文学コース
- 日本史学コース
- アジア文化研究専攻
- 東アジアコース
- 南アジア・東南アジア・仏教コース
- 西アジア・イスラム学コース
- 欧米系文化研究専攻
- 古典古代言語文化コース
- ロマンス語圏言語文化コース
- 広域英語圏言語文化コース
- ゲルマン語圏言語文化コース
- スラヴ語圏言語文化コース
- 現代文芸論コース
- 欧米歴史地理文化コース
- 社会文化研究専攻
- 社会学コース
- 社会心理学コース
- 文化資源学専攻
- 文化経営学コース
- 形態資料学コース
- 文字資料学コース
- 韓国朝鮮文化研究専攻
- 韓国朝鮮歴史社会コース
- 韓国朝鮮言語思想コース
- 北東アジア文化交流コース
教育学研究科
教育学研究科は教育学専攻、教育心理学専攻、学校教育学専攻、教育行政学専攻、体育学専攻の5専攻で構成されていたが、1995年の大学院重点化に合わせて総合教育科学専攻に統合され、総合教育科学専攻の中に、教育学コース、比較教育社会学コース、教育心理学コース、学校教育開発学コース(2006年より教育創発学コース)、生涯教育計画コース(2006年より生涯学習基盤経営コース)、体育科学コース(1998年より身体教育学コース)の6コースが置かれる形なった。2004年に臨床心理学コース、2005年に大学経営・政策コースが設置された。
また、学校教育高度化専攻は2006年度に新設された専攻であり、教職の専門性を向上させることを目的の一つとしているが、教職大学院ではない。教育内容開発コースでは教育学研究科以外の研究科から副専攻の大学院生を受け入れており、10単位以上取得すると学校教育高度化専攻副専攻修了証書が与えられる。
なお総合教育科学専攻は、2009年度より、基礎教育学専修(基礎教育学コース)、教育社会科学専修(比較教育社会学コース、生涯学習基盤経営コース、大学経営・政策コース)、心理発達科学専修(教育心理学コース、臨床心理学コース、身体教育学コース)の3専修7コース制となる予定である。
- 総合教育科学専攻
- 教育学コース
- 比較教育社会学コース
- 教育心理学コース
- 臨床心理学コース
- 教育創発学コース
- 生涯学習基盤経営コース
- 身体教育学コース
- 大学経営・政策コース
- 学校教育高度化専攻
- 教職開発コース
- 教育内容開発コース
- 学校開発政策コース
法学政治学研究科
法学政治学研究科は東京大学で最初に大学院重点化された研究科である(1991年)。公法専攻・民刑事法専攻・基礎法学専攻・政治専攻の4専攻が、2004年に現在の2専攻に再編された。
経済学研究科
経済学研究科は1996年に大学院重点化が完了した(経済理論専攻、現代経済専攻、企業・市場専攻、経済史専攻の4専攻)。2005年には経済学部金融学科設置に先駆けて、同研究科附属施設である金融教育研究センター (CARF) と共に金融システム専攻が設置された。また、企業・市場専攻は2007年に経営専攻に改称された。
経済史専攻には現代ヨーロッパ経済史CHEESEユニットが設置されており、現代ヨーロッパ経済史研究プロジェクトと現代ヨーロッパ経済史教育プログラムから構成されている。2007年には東京大学総括プロジェクト機構学内研究連携ユニットとして登録された。
- 経済理論専攻
- 現代経済専攻
- 経営専攻
- 経済史専攻
- 金融システム専攻
総合文化研究科
総合文化研究科は教養学部後期課程と連続した大学院である。学際性と国際性を理念として掲げ、領域横断的な研究を行っているのが特徴である。詳細はこちらを参照。
- 言語情報科学専攻
- 超域文化科学専攻
- 地域文化研究専攻
- 国際社会科学専攻
- 広域科学専攻
- 生命環境科学系
- 相関基礎科学系
- 広域システム科学系
理学系研究科
理学系研究科は1992年から1993年にかけて大学院重点化された(情報科学専攻、物理学専攻、天文学専攻、地球惑星物理学専攻、化学専攻、生物化学専攻、動物学専攻、植物学専攻、人類学専攻、地質学専攻、鉱物学専攻、地理学専攻の12専攻)。大学院重点化と同時に、従来理学系研究科に属していた数学専攻は数理科学研究科数理科学専攻となった。1995年には動物学専攻、植物学専攻、人類学専攻の3専攻が統合されて生物科学専攻となり、2000年には地球惑星物理学専攻、地質学専攻、鉱物学専攻、地理学専攻の4専攻が統合されて地球惑星科学専攻となった。さらに、2001年には情報科学専攻が情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻へ移行し、現在の6専攻体制となった。
- 物理学専攻
- 天文学専攻
- 地球惑星科学専攻
- 化学専攻
- 生物化学専攻
- 生物科学専攻
工学系研究科
工学系研究科は1992年に大学院重点化が開始され、1995年に重点化が完了した(24専攻)。2001年には計数工学専攻、情報工学専攻、電子情報工学専攻、機械情報工学専攻の4専攻が情報理工学系研究科へ移行し、20専攻となった。2002年には、金属工学専攻、材料学専攻を改組してマテリアル工学専攻が設置されたことにより、19専攻となった。その後、原子力国際専攻(2005年)、原子力専攻(2005年)、バイオエンジニアリング専攻(2006年)、技術経営戦略学専攻(2006年)の設置、および超電導工学専攻の廃止(2005年)を経て、22専攻となった。
2008年4月に新領域創成科学研究科との間で専攻の統合・再編が行われたことにより、現在の19専攻体制となった。具体的には、新領域創成科学研究科基盤情報学専攻が工学系に復帰し、電気工学・電子工学の2専攻と統合して、電気系工学専攻となった。また、環境海洋工学専攻、システム量子工学専攻、地球システム工学専攻が統合され、システム創成学専攻となった(同時に環境海洋工学専攻の一部が新領域に移動し、同研究科環境システム学専攻と連携して海洋技術環境学専攻が新設された)。これらの専攻再編に合わせて、全学センターである高温プラズマ研究センターが廃止された。
都市持続再生学コース(まちづくり大学院)は社会人を対象としたコースであり、2007年10月1日に発足した。都市工学専攻、社会基盤学専攻、建築学専攻の3専攻の協力により運営されているが、学生の所属は都市工学専攻となっている。
茨城県東海村(東海キャンパス)にある原子力専攻(旧・附属原子力工学研究施設)設置の高速中性子源炉「弥生」は大学が運用する高速炉としては世界で唯一の存在である[5]。
- 社会基盤学専攻
- 建築学専攻
- 都市工学専攻
- 都市計画コース
- 都市環境工学コース
- 都市持続再生学コース(まちづくり大学院)(修士課程)
- 機械工学専攻
- 産業機械工学専攻
- 精密機械工学専攻
- 航空宇宙工学専攻
- 電気系工学専攻
- 電気電子工学コース
- 融合情報学コース
- 物理工学専攻
- システム創成学専攻
- マテリアル工学専攻
- 応用化学専攻
- 化学システム工学専攻
- 化学生命工学専攻
- 先端学際工学専攻(博士課程)(先端科学技術研究センター)
- 原子力国際専攻
- バイオエンジニアリング専攻
- 技術経営戦略学専攻
- 原子力専攻(専門職学位課程)
農学生命科学研究科
農学系研究科は、1994年に農学生命科学研究科に改称されるとともに大学院重点化が開始され、1996年に重点化が完了した(10専攻)。その後、1997年に農学国際専攻、2000年に生圏システム学専攻が設置された。
- 生産・環境生物学専攻
- 応用生命化学専攻
- 応用生命工学専攻
- 森林科学専攻
- 水圏生物科学専攻
- 農業・資源経済学専攻
- 生物・環境工学専攻
- 生物材料科学専攻
- 農学国際専攻
- 生圏システム学専攻
- 応用動物科学専攻
- 獣医学専攻(4年制博士課程)
医学系研究科
医学系研究科には、4年制の医学博士課程として第一基礎医学専攻、第二基礎医学専攻、第三基礎医学専攻、第一臨床医学専攻、第二臨床医学専攻、第三臨床医学専攻、第四臨床医学専攻、社会医学専攻の8専攻が設置されていたが、1995年から1997年にかけて現在の9専攻に改組された。
また、1992年に国際保健学専攻が設置され、1996年には従来の保健学専攻が健康科学・看護学専攻に改組された。1999年には医学科・歯学科・獣医学科以外の学部卒業者を対象とする医科学専攻修士課程が設置され、医学博士課程と合わせて6年間の一貫教育を行うようになった(ただし、博士課程への入学試験は存在する)。
さらに、2007年には専門職大学院として公共健康医学専攻が設置された。公共健康医学専攻には通常の2年コースの他、医療関連の実務経験を有する者を対象とする1年コースが置かれている。
- 分子細胞生物学専攻(4年制博士課程)
- 機能生物学専攻(4年制博士課程)
- 病因・病理学専攻(4年制博士課程)
- 生体物理医学専攻(4年制博士課程)
- 脳神経医学専攻(4年制博士課程)
- 社会医学専攻(4年制博士課程)
- 内科学専攻(4年制博士課程)
- 生殖・発達・加齢医学専攻(4年制博士課程)
- 外科学専攻(4年制博士課程)
- 健康科学・看護学専攻
- 国際保健学専攻
- 医科学専攻(修士課程)
- 公共健康医学専攻(公衆衛生大学院)(専門職学位課程)
薬学系研究科
薬学系研究科には薬学専攻、製薬化学専攻、生命薬学専攻が設置されていたが、大学院重点化に伴い、1997年に分子薬学専攻、機能薬学専攻、生命薬学専攻の3専攻に改組された。さらに2008年には統合薬学専攻が設置された。
また、2000年に薬剤師資格をもつ学生を対象とした「医療薬学コース」が開設